リーダー語録:松尾成美さん5

2016.06.25 (土)

一人でも多くの方の最高の笑顔の写真を撮りたい

 

プロの写真家として大事にしていることは、妥協しない姿勢。どんな状況でも、最善の仕事をするということ。あと、撮影はチームでの仕事なので、チームでいかにいい仕事をするか?という視点も大切にしています。自分だけの目線で見ていると、どうしても抜けが出るので、周りからどんどんフィードバックをもらう。それは、いい面だけでなく悪い面も。

 

特に、悪いところを指摘してもらわないといいものができないので、笑顔でいたり、相手にオープンに接するといったことをして、なるべく言いやすい場をつくるように心掛けています。あと、自分からも相手の良くない点は伝えています。そのときは、単に「ダメ」というのではなく、「こうした方がもっと良くなるのでは?」といった代案を伝えるようにしています。

 

フリーになってから29年が経ちました。以前は、「仕事が来なくなったらどうしよう?」と不安に思うこともありました。でも、今は、「そんなこと考えても仕方ない。29年やってこれたんだから、これからも絶対どうにかなる!」と考えられるようになりました。実際、着物屋チェーンの仕事を5年した後、やめる決断をするときも不安はありました。でも、思い切ってやめたところ、すぐ別の仕事のオファーが来ました。「空けると、そこを埋めるものが必ず来る」と感じました。

 

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