リーダー語録:田中美和さん1

2016.06.02 (木)

働く女性を直接的にサポートしたいと女性3人で起業

 

私は、大学卒業後、出版社に11年勤務しました。その内の7年は女性向け情報誌「日経ウーマン」の記者と編集者を担当。同誌は、女性のキャリアとライフスタイルがテーマ。仕事、結婚、妊娠、出産、不妊、介護などについて密着取材で働く女性の声をひたすら聞く日々を過ごしました。ときには自宅にお邪魔したり、仕事帰りの22時に電話で話すことも。話を聞いていると、優秀なのに出産やパートナーの転勤等でキャリアをあきらめてしまう女性があまりに多いことがわかりました。

 

そこで感じたのは、「日本では、まだまだ女性が年齢を重ねながら仕事を継続するのが難しい」ということでした。仕事と家庭の両立に悩む女性の姿を見る内に、「なんとかこの問題を解決できないものか?記者としてメッセージを伝えることも大事だけど、より直接的にサポートできないか?」と考えるようになりました。そこで、在職中にキャリアカウンセラーの資格をとったりもしました。

 

その頃、東日本大震災があり、自分の職業観や人生観が大きく変わりました。「いつ人生が終わるかわからない。やりたいことをやりたい内にやろう」と、2012年に退職してフリーランスのライターとキャリアカウンセラーとして働き始めました。活動をしながら、知人に「女性のキャリアをサポートする仕事をしたい」と話していたら、「同じことを考えている人がいるよ」と2人の女性を紹介されました。それが、現在、共同で代表を務めている米倉史夏と河京子だったんです。話をしていく内に意気投合し、「女性のキャリアを支援する会社をつくろう」と3人で起業することにしました。

 

どのようなサービスにするかは、3人で何度も話し合いました。その結果、「働き方にもっと柔軟性を持たせたい。経験を積んだ女性が時間や場所に関係なく、能力を活かせる働き方の選択肢を増やしたい」との想いで一致。そこで、自分らしくイキイキと働き続けたい女性たちと優秀な人材を活用したい企業の人材マッチングをする株式会社Waris(ワリス)を2013年に立ち上げました。

 

Warisでは、育児や介護などの関係でフルタイム勤務は難しいけど、「週3日」「1日5時間」「在宅も交えて」など、質を落とさずに時間のボリュームを絞って働きたいという女性たちに、フレキシブルなお仕事を紹介しています。ご登録者の中には、フリーランスとして活躍中の方も多いですね。現在、登録者数は2,200名で、平均年齢は38歳。その内、大卒が85%、院卒が12%。人事や経理、広報や企画、マーケティングなどの文系総合職の部門で10〜15年の経験がある女性を中心にご利用いただいています。

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