MBAホルダーの本音45~MBAで学ぶ意味3~

2015.12.16 (水)

質問者

ドクターコースはどうですか?

これなら国内のMBAにもありますし、働きながら通っている人もいますよね。

そうすれば、そんなにリスクを背負わずに勉強ができるのかなと思いますが。

 

渡邊

ドクターは考えたことありますよ。

東出ゼミでは、MBAを取ってから、そのままドクターコースに行く人が結構いるんですね。

 

質問者

どれくらいいるんですか?

 

渡邊

結構いますよ。確か、今は5名くらいじゃないですかね。

その方々の多くが働きながら通っているので、これならできるかなー?と思っています。

ゼミでも、マスターとドクターの間くらいのレベルの修論を書くことを目標としていますので。

どうせ、ここまでのものを書いたのなら、もう少し先のレベルを見てみたいとも思っています。

まだ、具体的には考えていませんが、いつかはチャレンジしてみたいですね。

 

質問者

常に上に向けてチャレンジすることが大事なんですね。

その選択肢が、エグゼクティブプログラムであったり、ドクターということですね。

でも、MBAを取った後も学ぼうというのは、なかなか難しいのかなと思うんですが。

どうして、そこまでやろうと思うんでしょうか?

 

渡邊

基本的に学校が好きなんですね。

型にはまったお勉強は嫌いなんですが、自主的に学ぶことは好きなんですね。

 

質問者

おもしろいですね。

勉強にも2種類あって、自分から学ぼうとすることは好き。

でも、「これをやれ」みたいなお勉強は嫌いだと?

 

渡邊

そうですね。試験勉強とかは、やっぱり嫌ですね。

MBAでも試験で覚えなくてはいけないこととかありましたけど、つらかったです。

あとは、興味のないことを勉強しないといけないとか、試験のためだけの勉強とか。

そういうのは、やっぱり好きになれないですね。

たまに、勉強しているとき、新しいことを学んで、「あ、おもしろい」という瞬間はあります。

でも、長続きしないから、すぐ嫌になっちゃうんですね。

 

(*)インタビューは2009年12月に行われました。

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