MBAホルダーの本音39~MBA前後で起きた変化1~

2015.12.10 (木)

質問者

先ほども出てきた話題になってしまうかもしれないですけれどいいですか。

MBAに入った後と入る前で、特にこれは自分のなかで変化したということは何かありますか?

どんなことでもいいので。

 

渡邊

リーダーとしての自信が一番大きいかなと思います。

MBAに行く前は、自分のリーダーシップに全然自信がなかったですからね。

「これでいいのかな?」「ああした方がいいのかな?」ってフラフラしてましたから。

で、自分のリーダーとしてのスキルのなさがバレないように、ごまかしやっていた感じです。

だから、仕事を取り上げて自分でやったりしていたんですね。

そうすれば、リーダーシップを発揮できなくてもいいわけですから。

 

質問者

それが、MBAに行ってリーダーの研究をしたことで、自信をつけた。

今はそれなりに自信を持ってリーダーシップを発揮できている感じですか?

 

渡邊

そうですね。ただ、まだまだできないことが多いので、毎日試行錯誤はしています。

でも、一応、自分なりの理想のリーダー像はありますので、それを目指してやっている。

迷ったら、そこに立ち返って判断することができるので、気持ちの面で余裕はありますね。

それまでは、そういう指針が全くなかったので、どうしていいかわからなかったんです。

全然ダメでしたね。今から思うと。

 

質問者

自信を持ってリーダーシップを発揮できるようになったのが一番大きな変化ですか?

 

渡邊

そうですね。一番というと、それだと思いますね。

あまり考えたことはなかったのですが。

MBAで新商品開発を担当しているクリエイティブ・リーダーの研究をしたと。

で、今の仕事で実際に商品開発のリーダーをしていて、もろに役立っていますから。

それ以外で、今の仕事に直接関係のあるものって、あんまりないんですよね。

 

質問者

研究したことがバックグラウンドにあるから、自信を持って仕事ができているということですか?

 

渡邊

そうですね。スキルの面では、まだまだだと思うんですね。

所詮、クリエイティブ・リーダーとしての経験は2年半くらいしかないわけですから。

でも、「この通りにすれば絶対にできる!」という自信があるから、困難にも立ち向かえますし。

「絶対にアイデアは出る」と信じているから、実際にアイデアが出てきていると思うんですね。

これは、スキルよりも大きいのかなと思います。

 

(*)インタビューは2009年12月に行われました。

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