MBAでの人脈づくり~研究編~
MBA時代にできる人脈の三つ目は研究でのつながりです。
MBAの2年目は通常、修士論文の作成に多くの時間が当てられます。
1年目は集合研修のようなもので、みんなが一堂に会して同じテーマを学びます。
それに対して2年目はゼミで個人がそれぞれにテーマを決め、別々に研究を進めていきます。
よくMBAは、「1年目が忙しく、2年目はヒマ」と言われます。
ほとんどの人が1年目に修了に必要な単位を取得するので、2年目はゼミだけになります。
そのゼミも週に一度くらいなので、ほとんどがフリーの時間になるからです。
そこで、このフリーの時間を利用することで新たな人脈づくりを進めていくのです。
(1年目はフリーの時間はほとんどないですから…)
MBA生というのは、会社に勤めている人と違って中立性のある立場です。
なので、意外といろいろな人と会いやすいのです。
会社に勤めていると、ライバル企業や利害関係のある会社の人には会いにくいですよね。
でも、学生ならそういう心配はありません。
(但し、働きながらMBAに行っている場合は当てはまりません…)
ただ、会いやすいといっても、それなりの理由が必要です。
相手に何のメリットもなければ、そもそも誰も会ってはくれないでしょう。
そこで「研究」を理由に会うという方法があります。
「こういう研究をしているので、インタビューをさせていただきたい」
「質問内容はこういうものです。90分ほど時間をいただけると幸いです」
「ご協力いただいた方には、後日、修士論文を差し上げることで結果をご報告します」
このように依頼すれば、研究テーマに興味のある方は、まず会ってくれます。
インタビューにも前向きに協力してくれます。
そして、結果をきちんと報告すれば、信頼関係ができ、良い人脈へとつながります。
私の場合も、このコラムでたびたび登場するCLIPのメンバーのほとんどが
この修論時にインタビューをさせていただいた方々です。
修了後8年経った今も、強いつながりがあり、強力な人脈になっています。
修論をする際は、テーマの研究だけでなく、「人脈づくり」も意識することをおススメします。
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