リーダー語録:沢木恵太さん1
2016.02.02 (火)
「私の夢をかなえてくれてありがとう」
私は、27歳のときに起業しました。当時は一児の父で、妻のお腹には二番目の子供がいました。妻が働けないので、私一人で家計を支えていましたが、しばらくは売上が立ちません。預金がドンドン減っていきました。資金が尽きかける通帳を見ては、「もう終わったな」と何度も思いました。この資金繰りの危機から抜け出し、何とかビジネスを軌道にのせることができたのは、「あきらめなかったから」。単純ですが、起業をする上では、これが一番重要だと思っています。
あきらめない原動力となったのは「家族の支え」。特に妻が起業を応援してくれたのは非常に大きかったです。妻とは新卒の会社で知り合いましたが、そのとき妻は「私の将来の夢は社長夫人になること!」とみんなの前で宣言していました。
そして私が起業し、社長になったときに、「私の夢をかなえてくれてありがとう」と言ってくれました。それ以来、陰に日向に私を支え、励ましてくれました。妻からの応援がなければ、あのつらかった時期を乗り越えられなかったと思います。また、両親も起業に理解を示し、応援してくれました。家族の支えがあったからこそ、ここまで来られたのかなと思っています。
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