MBA流リーダーシップ強化方法16~実践で試す~

2015.09.02 (水)

「ちゃんと練習したことは実践したくなる」

「万全の準備ができているものは実行が楽しみになる」

「うまくできる自信のあるものは披露したくなる」

 

事前の練習がきちんとできたときは、このように感じるものです。

 

例えば、多くの人を相手にしたプレゼンテーションの前は緊張するもの。

「うまくいかなかったらどうしよう?」

「頭が真っ白になって話す内容を忘れてしまったらどうしよう?」

「あー、早く終わって緊張から解放されたい」

 

でも、その不安をよそに事前に練習を繰り返してみる。

最初は、うまく話せなくても、回を重ねるごとにうまく話せるようになってくる。

すると、次第に「早く実践で話したい!」と思えるようになるものです。

(とはいっても、直前などはどうしても緊張するものですが…)

 

そして、実践でうまくいく。

聴衆や周りの人から「すごく良かったよ」と褒められたり、喜ばれたりする。

すると、「また次回もやりたい!」と思えてきます。

 

前回、「対策の練習」についてお話ししました。

頭の中でシミュレーションをすることで、「同じ場面が来ないかなー」と思えるようになる。

早く実行したくてたまらなくなる。

そんなことを書きました。

 

次は、いざ実践です。

実践は、シミュレーション通りやってみることが基本です。

何度も頭の中でイメージしているので、自信と余裕をもって対処できるはずです。

 

そして、いよいよ前回、失敗したときと同じ場面が来たとします。

すると、「お、来た来た!」と胸が躍ります。

気持ちの中では、「いよ!待ってました!」という感じです。

シミュレーションしたことが正しいのか知りたくてたまらなくなっているからです。

 

実際にシミュレーション通りやってみます。

恐らく、前回よりも良い結果が出るはずです。

事前の準備ができているわけですから。

 

シミュレーション通りの結末になれば最高。

「あ、このやり方で良かったんだ!」と確認でき、ノウハウがたまります。

それよりも相手や周りの喜ぶ顔、楽しそうな顔を見ると自分が幸せな気分になれます。

「練習した甲斐があった」と思える瞬間です。

 

仮にシミュレーション通りにいかなくても問題ありません。

「あ、このやり方じゃなくて、違うやり方の方が良かったんだ」

別の発見ができるからです。

「じゃあ、次は違うやり方をやってみよう」

そのように対策を立てると、また、「同じ場面が来ないかなー」と待ち遠しくなります。

 

これらは、一言でいえば、仮説検証のプロセスです。

これを、ゲーム感覚でできると楽しみながら仕事のスキルを上げていくことができます。

そして、理想のリーダーへと近づいていけます。

 

いよいよ次回は、最後のステップである「継続」です。

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