MBAホルダーの本音64~MBA前後のキャリア目標15~

2016.08.29 (月)

質問者

自分の好きなことをキャリアプランを立てるときの軸とする。

これまでの話をざっくりまとめると、こんな言葉になるのかなと思います。

渡邊さんの場合は、先生になりたいと思っていたので、キャリアの最後は先生。

それで締めくくるプランを考えられたのかなと思います。

先ほど、年代別のキャリアプランを教えてもらいましたが、その前はどうですか?

どうして、あのようなプランを考えたのですか?

 

渡邊

そうですね。私が初めてキャリアプランを立てたのは24歳のときだったんですね。

入社2年目で、当時はまだ終身雇用、年功序列の時代だったんです。

なので、私自身も長く同じ会社に勤めるつもりでいました。

 

質問者

もしかしたら定年まで勤めるのかなと?

 

渡邊

はい。恐らくそうなるのかな?と漠然と思っていました。

当時は、まだそれが普通の考えで、転職とか起業は一般的ではなかったんですね。

なので、この会社の中で、どうやってスキルを身につけ、昇進していくか?

それが大前提だったんです。

 

そもそも証券会社に入ったのは、海外で華やかに活躍したいと思ったからです。

いま話していてもミーハーで恥ずかしいのですが。(笑)

なので、当面の目標として金融の専門知識を身につけること。

プロフェッショナルと呼ばれる人材になることを目標としました。

 

質問者

最初は営業職だったんですよね?

営業ではなく、別の職種で専門知識を身につけるということですか?

 

渡邊

はい。バブル時代は、日本企業が派手に海外の会社をM&Aしていたんですね。

それで、海外で活躍するにはM&A業務がいいのかな?と単純に考えていました。

それに、横文字でなんかカッコイイし。

完全にイメージ先行でしたが、それを当面のターゲットにしました。

海外でM&A業務をバリバリできる専門家という感じですね。

 

(*)インタビューは2009年12月に行われました。

 

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