MBAホルダーの本音50~MBA前後のキャリア目標1~

2016.08.15 (月)

質問者

MBAを出た後は、将来、大学で働きたいとのお話がありました。

その考えというのは、いつごろからお持ちだったんでしょうか?

 

渡邊

はい。これは、実はかなり前から考えていたことなんです。

というのも、私は小学生の時から先生になりたいと思っていたんですね。

中学生のときもそう思っていて、高校2年生までは教育学部を志望していました。

 

質問者

あ、そうなんですか?どうして先生になりたかったんですか?

 

渡邊

小学校の低学年の頃は、野球ばっかりしていて成績はあんまり良くなかったんですね。

それに、休み時間にドッジボールをしていて、授業には必ず遅刻する。

いたずらもよくするということで、先生の受けはあんまり良くなかったんです。

それに、ガキ大将というか、主犯格だったので、自分だけ怒られることがよくありました。

みんな悪いことしているのに、自分だけビンタされることがしょっちゅうありました。

 

質問者

意外ですね。今は立派なビジネスマンになっていますが(笑)。

 

渡邊

子供の頃は、やんちゃだったんです(笑)。

で、自分だけが怒られるたびに、「なんで自分だけが」って思っていました。

「不公平でしょ。みんなにも怒りなよ」って思っていました。

だから、先生のことが嫌いだったんです。

 

質問者

その子供が先生を志望するようになるんですね?

 

渡邊

はい。高学年になると、成績がグンと上がってきたんですね。

で、5年生のときに学級委員長に初めて選ばれたんです。

それから、クラスの運営について、よく先生と話をすることになったんですね。

マンツーマンもあれば、副委員の女の子も入れて話し合いをするんです。

そのとき、「あなたがクラスの見本にならないといけないんだからね」と言われたんです。

「だから、いつまでもドッジボールをしていないで、真っ先に授業に戻りなさい」

そんな風に言われたんです。

「あ、先生は自分のことを期待してくれている。ちゃんと応えなきゃ」って。

初めて先生のことを好きになったし、信頼できるようになったんです。

 

(*)インタビューは2009年12月に行われました。

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