MBA流リーダーシップ強化方法17~継続~

2015.09.03 (木)

「継続は力なり」

「塵も積もれば山となる」

 

長く続けることの大切さを教えてくれる言葉です。

(本来の意味は少し違うかもしれませんが…)

 

「ウサギとカメ」

 

地道に続けていく人が最後に笑う。

この寓話でも同じようなことを言っているように聞こえます。

(こちらも本来の意味は違うかもしれませんが…)

 

このシリーズでは、一貫して「知る」と「できる」の違いについて触れてきました。

知識や方法を知ったとしても、すぐにできるようにはならない。

できるまでには、いくつかのステップを踏む必要がある。

その地道なプロセスを経ることで、はじめて知識を実践できるようになる。

このように話してきました。

 

ただ、一度、そのプロセスを踏んだだけでは不十分です。

確かに、前に比べてできるようになっているかもしれません。

ただ、それはまだ「意識しないとできないレベル」です。

 

いざ実践するとき、「注意することはコレとコレだな」と確認すればできる。

でも、その事前確認がないと、まだできない。

いわば、「補助輪があれば何とかできる」くらいのものです。

これでは、まだ本当の実力とは言えません。

 

では、どうすれば無意識に、自然にできるようになるのか?

それは「継続」です。

何度も何度も繰り返す。

これに尽きます。

 

私の例を少しご紹介します。

MBAで自分なりのリーダー論をつくり、リーダーについての「知識」を得ました。

でも、なかなか「実践」できません。

できないストレスから帯状疱疹になったこともあります。

 

その後、「実践学習」と呼ぶ学習サイクルをスタートさせました。

すべての行動を記録し、振り返り、対策を立て、練習し、試す。

これを繰り返しました。

 

この一連のプロセスを行動記録として文字にしていきました。

毎日A4で2~3枚くらいビッシリと書きます。

これを5年続けました。

合計で3,000枚のノウハウを蓄積していったのです。

 

最初の頃は、できることの方が圧倒的に少なかったです。

でも、地道に続けていくと、できることがジワジワ増えていきます。

ただ、油断すると、元のやり方に戻ったりして、できなくなります。

また、新しい局面に出会うと、やり方がわからないので、うまくできません。

でも、実践学習を続けると、それも徐々にできるようになっていく。

この繰り返しです。

 

もちろん、こんなに手間暇をかけなくても実践できるようになるかもしれません。

でも、私自身は、これが王道だと考えています。

そして、リーダーシップの強化だけでなく、他にも通じるやり方だと信じています。

参考にしていただけると幸いです。

▼シェアをお願いいたします!▼

関連する投稿

現在の記事: MBA流リーダーシップ強化方法17~継続~

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

info@watanabemasashioffice.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP