リーダー語録:田中一郎さん2

2017.06.25 (日)

また、開業後、すぐに患者さんが来るとは思えなかったので、ビルのオーナーに家賃交渉をすることに。オーナーに「他の客(テナント)を呼ぶ方法を考えるから安くして」と打診。すると、「方法による」との返事。考えたのが、クリニックだけのフロアーをつくること。歯科の他、内科や外科など7科を同じフロアーに置くというアイデア。今ではクリニックモールがありますが、30年前はそんなものはない。ただ、オーナーは「全部集めたら安くする」と言ってくれたので、学校に募集をかけに行きました。でも、そんな辺鄙な場所に来る人なんて誰もいない。それでも熱く説いて行ったところ、7科すべて集めることができ、日本初のクリニック専用のフロアーができあがりました。

開業当時、確かに多摩には人がいなかった。それに私自身の経験も乏しかった。その状態で「多摩で開業します」と言っても、多くの人は「この人、何考えているんだろう?」と思ったはず。実際、最初は誰からも相手にされませんでした。でも、夢を持ち、自分の想いを熱く、しつこく語り続けたことで、お金も人も集めることができた。周りからは無謀と思われる夢でも、多くの人に伝え続ければ、必ず応援者が出てくる。それが成功につながる。このときの経験から、そう信じています。

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