リーダー語録:木村佳司さん2

2016.11.20 (日)

ただ、私は色弱だったので色の追求には限界がある。それにビジネスや研究方法を一通り理解したこともあり、会社を辞めることにしました。その後、金属会社に入社、営業担当となりました。顧客のメーカーが半導体工場を持っていて、そこにクリーンルームがありました。そこで、クリーンルームのことを徹底的に調べましたが、その知識が後々役立つことになります。この頃は、朝から晩まで働きづめで平均の睡眠時間は3時間ほど。家庭を顧みなかったこともあり、妻が実家に帰ってしまいました。見かねた仲人の方から「仕事を変えなさい」と言われ、一年ほどでこの会社も辞めることにしました。

 

次に入社したのは株式会社保谷レンズ(現HOYA株式会社)。そこではコンタクトレンズや医療機器の販売を担当。営業先は眼科。ここで初めて医療ビジネスに接することになり必死に勉強しました。法律、税制、営利・非営利の違いなどなど。営業成績はトップクラスだったので大阪の営業所長を務めたりもしました。あるとき、本社から「買収した赤字会社の再建をして欲しい」と言われ、会長室長としてその会社の立て直しに着手。ただ、周りは全員が敵。「片道切符で来た」と言っても信じてもらえない。相当な苦労をしましたが、2年で黒字化を達成。ここで経営の何たるかを知ることができました。

 

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