リーダー語録:山崎大地さん7

2017.04.26 (水)

夢を1000個持つ

 

私が創業した有限会社国際宇宙サービス(株式会社ASTRAXに事業移行中)では、宇宙旅行や無重力体験のプロデュースなど現在、50を超える宇宙ビジネスを展開しています。例えば、無重力体験では、名古屋の空港からジェット機を飛ばして、太平洋か日本海上で高度1万メートルの高さまで急上昇させる。すると、30秒ほど無重力状態を体験することができます。1回のフライトではこれを10回ほど行っています。この無重力状態でプロポーズをしたり、結婚式を挙げたりする方もいます。また、魔法使いやハリーポッターの仮装をしてホウキや杖で飛ぶことを楽しまれる方もいます。間もなく一般的な宇宙旅行も始まるし、宇宙ホテルも完成します。そうなると人類の活動領域が地上を離れ宇宙にまで広がるということなので、いずれ地上のすべてのサービスが宇宙で必要となっていきます。そこで弊社では最終的に1000種類くらいの事業を展開する予定です。

 

こんなことを言うと、夢物語のように感じられるかもしれませんが、現実的な話です。日本では、宇宙に行くには、宇宙飛行士にならないといけないとか、厳しい訓練が必要とか、お金持ちじゃないといけないと思っている方がほとんどです。でも、そんなことはありません。実際、世界では既に10万人が宇宙旅行の予約をしています。仮に旅行者として宇宙に行くお金がなければ、仕事として宇宙に行けばいい。そうすれば、お金を払わずに宇宙に行くことができます。私は、この発想を豪華客船の飛鳥にのっているときに学びました。

 

先の北原さんのご紹介で飛鳥で講演することがありました。そのとき週に1回50分の講演だけで後は自由行動。飛鳥には1000人の乗客がいますが、それと同時にその人たちをサポートするために働いている人が1000人いる。料金が高いので客としてのることはできない人でも、働く側ならお金をもらって世界を旅することができます。宇宙でも同じことです。10万人の旅行者がいれば、10万人分の雇用が生まれます。例えば、旅行者がいるなら、サポートする人(宇宙添乗員)が必要になります。宇宙で歌いたい歌手がいれば、PAや撮影する人(宇宙カメラマン)も必要。宇宙で結婚式を挙げたい人がいれば、牧師(宇宙牧師)が必要です。宇宙に行きたい人がいれば、それに付随する職(サービス)が生まれてくるのです。

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